梅毒
梅毒は、梅毒トレポネーマによって引き起こされる感染症です。
抗生剤治療で治癒しますが、長期に放置すると神経や目や心臓に症状が現れてきます。
また、胎児に垂直感染して流産したり、難聴などの障害を児に残したりします。
近年急激に増加しており、現在はそのほとんどが性感染症です。
皮疹を主訴に皮膚科を受診して気づかれるケースが多いですが、その皮疹は非常に多彩であり、疑わしければ採血を行って調べるのがよいでしょう。
また、梅毒に罹患していた場合、その他の性感染症についても罹患していないか調べてください。
治療
アモキシシリンという抗生剤を8週間内服します。
必ずパートナーの方、性的接触を持った方もご一緒に治療されてください。
抗体価の推移をモニタリングしながら治療していきます。