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キズの処置・異物除去

擦り傷や切り傷など、どこでどのように怪我をしたかで処置を選択します。
自己処置でよくみられる間違いとして、感染を伴う傷にキズパワーパットなどで密閉療法を行って逆に傷をひどくしてしまうケースがあります。
小さな傷でも自己判断せずに早めに受診されることをおすすめします。
えぐれた深い傷が治らない、繰り返している場合は、血流障害や、血管炎、糖尿病、壊疽性膿皮症などといった病気が隠れていることがあります。

治療

浅い擦り傷に関しては、抗生剤外用や、創傷治癒を促進するような外用で治療します。
家では泡石鹸で優しく洗浄した上で軟膏塗布・ガーゼ交換を連日行って下さい。
清潔な傷であれば、傷パワーパッドのような創傷被覆材を用いるのも良いでしょう。

褥瘡など、潰瘍というえぐれた深いきずの場合は、壊死組織を除去する処置を行いながら、湿潤環境を整えるような外用を選んでいきます。
切りきずなどの鋭利な深い傷で、感染をおこしていない場合は、クリニックで縫合します。
おおむね1週間程度で抜糸となります。

また、棘がささった、ガラスを踏んだ、などのケースは、エコーで異物が残っていないか確認し、異物が残っていた場合は、除去します(局所麻酔後切開することがあります)。

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