たるみ
たるみの原因は、肌や脂肪の軟部組織のハリの低下・膨張によるものと、加齢とともに骨や脂肪が委縮して皮膚の乗っている土台が崩れて地滑りを起こすように輪郭が崩れることで起こるものがあります。
この2つの原因が同時に起きているケースがほとんどで、30歳くらいから徐々に目立ってきます。
治療
痩せてしまった骨の部分に、必要量ヒアルロン酸を注入して土台をしっかりさせることで、輪郭が自然と整います。
若い時の骨格に近づけてあげて元の自分に戻るようなイメージなので、過剰にパンパンになってしまうことはありません。
パンパンになるにはかなりの注入量が必要ですし、体のエイジングは進んでいるのに顔だけまんまるなのはあまり美しいとは言えないため、自然な仕上がりになるような注入量をおすすめしています。
年齢や骨萎縮の状態により必要なヒアルロン酸量は異なってきますが、最初は2~3㏄程度から試してみて、徐々に足していく方が多いと思います。
ヒアルロン酸は徐々に吸収されることや自身のエイジングが進んでいくことを考慮すると、1~2年に1度メンテナンスするのがおすすめです。
また、骨格を整えるだけでなく、目の下のくぼんだくまや、ほほのコケ、ほうれい線に対して軟らかいヒアルロン酸を用いてボリュームを足して整えることがあります。
軟部組織のハリの低下・膨張に対してはハイフなどの引き締めの治療を併せてされるのがおすすめです(ハイフは導入準備中です)。