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蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹は、かゆみを伴う赤く盛り上がった発疹で、全身のあらゆるところに出現します。
時間帯によって出たり消えたりを繰り返します。
アレルギーが関係している場合はまれで、8割以上は物理的刺激や運動、疲労・ストレスなどをきっかけに症状が出現する特発性蕁麻疹です。

治療

蕁麻疹は、皮膚のマスト細胞が刺激を受けることによりヒスタミンを放出して起こります。
そのため、抗ヒスタミン薬内服が基本の治療になります。
H2ブロッカー(ガスター)や、抗ロイコトリエン拮抗薬(キプレスなど)を追加することもあります。
抗ヒスタミン薬は多くの種類があり、患者さんによって相性があるので、症状を見ながら種類や量を調整していきます。

6週間以上繰り返すような慢性蕁麻疹に関しては、治療をすぐに中断すると症状がぶり返しやすいため、長期的に内服しながら治療する必要があります。
難治性の場合は、注射薬(ゾレア)をおすすめします。

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