疥癬
皮膚に、ヒゼンダニという虫が増えてしまいます。
老人ホームなどの集団生活や、性感染症としてうつり、強いかゆみを生じます。
皮膚を一部とって、顕微鏡で虫卵や虫体を確認して診断します。
陰部に特徴的な紅色丘疹を生じることがあります。
特に手に症状がでることもあります。
治療
イベルメクチンを1週間空けて計2回内服します。
イベルメクチンは虫体には効きますが、虫卵にはきかず、1週間の間に孵化した虫体をもう一度内服治療して駆除する必要があるためです。
一緒に生活している方やパートナーの方と同時に治療してください。