ヘルペスウイルス族による発疹です。
帯状疱疹は特にみずぼうそうと同じウイルスです。
ほとんどの人が体の中にこれらのウイルスを持っています(神経にひそんでいる)が、普段は免疫力で抑え込んでいます。
疲れや免疫力の低下でウイルス活発になってしまうと、痛みやぴりつきが出現したのち、水疱として皮膚に出てきます。

帯状疱疹は神経に沿って帯状に出るので、ほとんどの場合は体の片側だけに出ます。
単純ヘルペスは、口回りや性器、指などに出ることが多いです。

治療

いずれもウイルスの増殖を抑える内服治療を行います。
おおむね1週間程度で、水疱→膿疱→かさぶたと変化しながら治癒していきます。
帯状疱疹は後遺症として神経痛が長引くケースがあるので、なるべく早く治療を開始しましょう。
50歳以上の方は帯状疱疹ワクチンを打って予防しておくのがおすすめです。
抗ウイルス薬治療と同時に、痛み止めの内服、ビタミンB12の内服、患部の軟膏保護等を行います。
痛みが強い場合はペインクリニックでブロック注射を行う方もいます。

お役立ちリンク

what’sヘルペス？