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ウイルス性いぼ(尋常性疣贅)

パピローマウイルスによるいぼです。
手のささくれ部分や荒れた足裏にできることが多い、乳頭状に増殖した乾いた丘疹です。
うおのめと勘違いして放置し、増殖してしまう場合がよくあります。
数が増えるとその分治療も大変になってしまうため、早めの受診をおすすめします。
小児の場合は特に、基本的にうおのめではなくいぼのことがほとんどです。
細かい血管が豊富なため、削ると点状に出血したり、黒い点々が見えたりします。
接触によりうつります。

治療

液体窒素により凍結し、わざとやけどさせることで、新しい皮膚の上皮化を促します。
週に一度を目安に通院し、長い人では半年以上かかることもあります。
削ったり、スピール膏という貼り薬を併用したりして、分厚く増殖したイボを薄くしていくことも有効です。
液体窒素が痛くて通院が難しい場合は、効果はやや落ちますがフェノール塗布で治療したりするケースもあります。

大きくていつまでも治らないイボに関しては、イボはぎ法という手術をおすすめしています。
多発例に関しては、自費治療でイソトレチノイン(ビタミンA誘導体)を内服してもらうこともあります。

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