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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎とは、広範囲の湿疹が6ヶ月以上繰り返す状態です。
まずは湿疹の治療をしっかりとすることが大切です。
アレルギーが増悪因子となることもあるため、検査して原因を除去することも有効です。
小児の場合は、成長とともに症状が軽快することがあります。

治療

アトピー性皮膚炎は、皮膚のIL-4や13などのサイトカインにより皮膚に炎症が起きている状態です。
まずはステロイド外用で皮膚の炎症を抑え、かゆみやアレルギーに対し抗ヒスタミン薬内服で治療を行います。
コントロールが難しい場合は、炎症を抑えるために、免疫抑制薬(ネオーラル)の内服や、注射による治療(デュピクセント)をおすすめしています。
湿疹が増悪寛解を繰り返すと、色素沈着を起こして皮膚が黒くなり、長期ステロイド外用により皮膚が菲薄化してしまいます。
そのため、状態が安定しているときでも通院を継続し、非ステロイド性の外用(プロトピック、コレクチム)や保湿を行いながらよい状態を保つことが大切です(プロアクティブ療法)。
かゆみが強い部分に関しては光線療法を併用することも有効です。
また、JAK阻害薬内服などの新しい治療も出てきているため、必要時は連携先の病院にご紹介することも可能です。

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アトピーのみかた

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