アレルゲンをなるべく避け、抗ヒスタミン薬の内服、点眼・点鼻薬の使用により治療します。
また、当院では、スギ花粉症、ダニアレルギーに対して、舌下免疫療法(減感作療法)を行っています。

まずは採血検査でアレルギーがあることを確認した上で行います。
アレルゲンを毎日摂取することで免疫寛容をおこし、アレルギー症状を起きないように体を慣らしていくのです。
アレルゲンを舌の裏側に含み、1分間待った後に飲み込みます。
その後5分は飲食やうがいは控えてください。
初回内服時は、強いアレルギー反応が出ないか院内で30分程度経過観察が必要です(処方した薬を持参してください)。
3~5年は治療期間が必要となります。
お子さんに関しては、1分間舌下保持が可能な年齢から治療開始できます。

花粉が飛んでいるときにはアレルギー反応が強く出るために治療開始できないことから、夏～秋ごろ治療開始するとよいでしょう。